CONCEPT
窯元との共栄
九谷焼窯元 鍋島製陶所
主宰 鍋嶋和男氏
18歳で九谷焼の型師として修業
45歳で鍋島製陶所(太吉窯)二代目窯元となる
45歳で鍋島製陶所(太吉窯)二代目窯元となる
九谷焼は約400年もの歴史を持ち、加賀地方を中心にいくつもの産地が形成されています。小松市八幡地区もそのひとつで、腕の良い轆轤師(ろくろし)や型師(かたし)を多数輩出し、いまでも九谷焼の工房が集積しています。飾り物九谷の名工として知られる鍋嶋製陶所もここにあります。
藪屋の米田明夫は、父に連れられ、八幡の共同登窯(現在の小松市立登窯展示館)に来たことがあり、また、鍋嶋製陶所のじいさん、ばあさんに可愛がられた思い出もあります。鍋嶋製陶所の当代の鍋嶋和男氏とも親交が深く、年齢は離れていても、八幡の最盛期の活気を知っている者同士として、九谷の未来をよく語り合っています。
盛師との共鳴
九谷焼盛絵技法
宮多和夫氏
画号・渓仙
凸盛(でこもり)は飾り物(置物)九谷に独特の絵付け技法です。明治から昭和にかけて作られた輸出九谷に用いられ、欧米の陶芸愛好家を驚かせました。一珍(いっちん)と呼ばれるしぼり袋を使い、盛絵具で盛り上がった線を描きます。凸盛と一般的な色絵の絵付けとでは焼成温度も違うため、きれいな色に仕上げるためには熟練の技が求められ、手間もかけなければなりません。
藪屋は、九谷焼の上絵付師として60年を越えるキャリアを誇る宮多和夫さんと、連携し、凸盛の技の伝承、発展に努めています。宮多さんは渓仙の雅号で作家活動を続けながら、九谷盛絵技法の所持者として国の伝統工芸師にも認定され、後進の育成にも取り組まれています。宮多さんやそのお弟子さんが持てる技術をフルに発揮できる場を、藪屋プロデュースでは創出していきます。
OEM開発
多種多様な職人たちが集積する九谷産地の特性をフル活用したOEM開発を提供いたします。
1個から数百個のご注文まで、あるいは、九谷オールドから九谷モダンまで、お客様のご要望にお応えいたします。九谷の産地だからできる、九谷らしさと新しさを融合させた提案をいたします。
姫湯呑
GOTOいしかわキャンペーン特産品。モダンな染付を提案し、採用されました。
オリジナルマグカップ
ふっかちゃん(深谷市イメージキャラクター)&渋沢栄一のマグカップ。深谷市の返礼品として制作しました。